ハワード・パイルHoward Pyle
イラストレーター[アメリカ]
1911年 11月9日 死去腎臓病享年59歳
ハワード・パイル(Howard Pyle 1853年3月5日 - 1911年11月9日)は、アメリカ合衆国のイラストレーター・著述家。
後進の育成にも努めた。
伝記=
デラウェア州ウィルミントン出身で、晩年はイタリアのフィレンツェで過ごした。
1894年からパイルはドレクセル美術・科学・産業協会(現在のドレクセル大学)でイラストレーションを教え始め、1900年には「ハワード・パイル・イラストレーションアート学校」という彼自身の学校を設立した。
ブランデーワイン地方のイラストレーターたちやワイエス家のアーティストたちは後にヘンリー・ピッツによって「ブランデーワイン学校」(ブランデーワイン派)と呼ばれるようになった。
パイルの有名な生徒にはオリーブ・ラッシュ、N・C・ワイエス、フランク・スクーノヴァ、エリナー・アボット、エレン・バーナード・トンプソン・パイル、ジェシー・ウィルコックス・スミスなどがいる。
1883年に出版され古典となった『ロビン・フッドのゆかいな冒険』は今日でも刊行されているほか、パイルの書物には中世ヨーロッパを舞台にしたものが多く、アーサー王物語の4巻本がその名声を確固たるものにした。
1888年にはオリジナル作品『銀のうでのオットー』を著した。
また『ハーパーズ・ウィークリー』や『セントニコラス・マガジン』などといった定期刊行物で歴史物や冒険物の挿絵も描いた。
パイルの『鉄の男たち』は1954年には『フォルウォスの黒楯』と ……
ハワード・パイルが亡くなってから、113年と13日が経過しました。(41286日)