ロレッタ・ヤング 氏Loretta Young
女優[アメリカ]
2000年 8月12日 死去享年88歳
ロレッタ・ヤング(Loretta Young、本名:Gretchen Young、1913年1月6日 - 2000年8月12日)はアメリカ合衆国ユタ州ソルトレイクシティ出身の女優。
3歳のときに家族でハリウッドに移り住む。
来歴=
両親が離婚したため、一家はロサンゼルスで下宿屋を開業。
家計を助けるために姉のポリー・アン、サリーと共に子役として映画に出演。
マーヴィン・ルロイ監督に声をかけられ、1928年に本格的に映画デビューした。
1930年、17歳のときに26歳の俳優グラント・ウィザースと駆け落ちするが、翌年に関係を解消。
1934年にはクラーク・ゲーブルと『野性の叫び』での共演をきっかけに関係を持ち妊娠をしたが、世間にはそれを隠し通したまま1935年に極秘で娘ジュディを出産。
世間には養女をとったとしていたが、晩年に書かれた自伝でゲーブルとの間にできた子であることを告白している。
当時ゲーブルには妻がおり、またカトリック教徒として育てられたヤングは中絶することを拒んだという。
1940年にプロデューサーのトム・ルイスと結婚するが、これもまたのちに離婚。
1947年の『ミネソタの娘』でアカデミー主演女優賞を受賞。
それまでは賞とは一切無縁で、この時もロザリンド・ラッセルが本命視されていたが、予想では最下位だったヤングが受賞するという結果となった。
受賞スピーチでは感極まって「やっとのことで…」と言ったまましばし絶句した。
女優20周年目での出来事だった。
その後 ……
ロレッタ・ヤングさんが亡くなってから、24年と101日が経ちました。(8867日)