大屋政子 氏(おおやまさこ)
タレント、歌手[日本]
1999年 1月16日 死去胃がん享年80歳
大屋 政子(おおや まさこ、1920年(大正9年)10月27日 - 1999年(平成11年)1月16日)は、日本の歌手、実業家、タレント、作家。
旧姓は森田。
元帝人社長大屋晋三の妻。
実父は元衆議院議員の森田政義。
生涯=
生い立ち=
大阪府大阪市阿倍野区北畠生まれ。
父親は熊本県天草出身の代議士森田政義、母親は大阪府出身。
「お嬢様」として育つが、1939年(昭和14年)、政子19歳のとき、父・政義が心臓発作のため急死。
これを機に生活は一変。
父の取り巻きでにぎわっていた森田家にはもはや誰も寄り付かなくなり、懇意にしていた家を訪ねても、門さえ開けてくれなかった。
政子は「没落したらあかんねん」と強く思い、この言葉が政子の口癖になった。
歌手としての活動・略奪婚・資産家として=
大阪音楽学校を本科2年で中退後、コロムビア・レコードから歌手としてデビューし、戦後にテイチクへ移籍した。
戦時中は軍属歌手として活動。
戦後、クラブ歌手となる。
当時、現職大臣であった大屋晋三と不倫の末、1950年に略奪婚。
帝人の経営に介入する。
1976年には、週刊朝日に連載された江森陽弘による聞き書きが『帝人の大屋政子社長夫人はダンプ型外交官といわれるものすごい肝っ玉トップレディー』(二見書房)にまとめられた。
大阪を代表する資産家の一人となり、総資産は300億円と言われた。
大阪の高級住宅地・帝塚山に、3階建・700坪の大邸宅を構えた。
芸風 ……
大屋政子さんが亡くなってから、25年と310日が経ちました。(9441日)