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ハンス・キュング 氏Hans Küng

神学者[ドイツ]

2021年 4月6日 死去享年94歳

ハンス・キュング - ウィキペディアより引用

ハンス・キュング(ドイツ語: Hans Küng、1928年3月19日 - 2021年4月6日 )は、スイスのカトリック神学者。
1970年にローマ教皇無謬論に異論を唱え論争を巻き起こし、この影響でカトリック神学を教えるための資格を剥奪された。
ただしカトリック司祭ではあり続け、その役職については何の禁令も出されなかった。
ハンス・キュンクとも表記される。
経歴= ローマのグレゴリアン大学で神学や哲学を学び、その後もパリのソルボンヌで学び続けた。
1960年にドイツのテュービンゲンにあるエバーハルト・カール大学テュービンゲンの神学教授になった。
この時に後の教皇ベネディクト16世となるヨーゼフ・ラッツィンガーと同僚になる。
1960年代になって、キュングは改革的な立場を示し始め、離婚や人工中絶を支持した。
1963年の訪米の際に彼は『教会と自由』という題名の公演を行っている。
1962年から1965年にかけて、教皇ヨハネ23世とパウロ6世とによって第2バチカン公会議が行われ、プロテスタントや正教会、マルクス主義との対話が推進された。
公会議からほどなくしてローマ教皇無謬論に関する見解を表明し、論争を巻き起こすこととなった。
1978年に当時は社会主義国だったポーランドからヨハネ・パウロ2世が選出され、教会が保守的な傾向を取り始めたので、キュングは梯子を外される格好になった。
1979年にキュングはカトリック神学を教えるために必要な資格(ミシオ・カノニカ)を ……

ハンス・キュングさんが亡くなってから、3年と229日が経ちました。(1325日)

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