七尾伶子 氏(ななおれいこ)
女優[日本]
2006年 7月2日 死去肺梗塞享年82歳
七尾 伶子(ななお れいこ、本名:臼井 伶子(うすい れいこ)、1925年〈大正14年〉1月12日 - 2006年〈平成18年〉7月2日)は、日本の女優、声優。
来歴・人物=
1955年
東京市赤坂区(現・東京都港区)に生まれる。
東京府立第三高等女学校(現・東京都立駒場高等学校)在学中の1942年、子供の頃から好きだった歌や芝居が忘れられず、設立されたばかりのNHK東京放送劇団の試験を受け、一期生として合格。
卒業と同時に養成所に入り、2年後に卒業。
初めての出演は、全国にある国立病院の傷痍軍人向け慰問放送のドラマの主役だった。
その後、ラジオ漫画『サザエさん』『西遊記』、ラジオドラマ『君の名は』に出演するなど声優の草分けとして活躍。
1952年には放送に寄与した功労により、NHKから局長表彰を受け、同年には放送劇「時計」で芸術祭の文部大臣奨励賞を受賞。
その一方、井上正夫と北条秀司作『恋文』で初舞台を踏むなど、舞台にも進出。
1954年には『君の名は』が縁となり、俳優の臼井正明と結婚。
仲人は菊田一夫。
この年、ウォルト・ディズニー・カンパニーが初めて日本語吹き替え版を製作。
『ダンボ』にて声優を務めた。
1956年、フリーに。
同年10月1日に息子が生まれる。
1962年の時点では東京俳優生活協同組合に所属していた。
1963年までには二月プロダクションに移籍。
ラジオドラマ黄金時代を過ぎ、声優の仕事は減っていくが、映画、テレビ、舞台などに活 ……
七尾伶子さんが亡くなってから、18年と142日が経ちました。(6717日)