エマヌエル・シカネーダーEmanuel Schikaneder
俳優、脚本家[ドイツ]
1812年 9月21日 死去享年62歳
エマーヌエル・シカネーダー(Emanuel Schikaneder [ʃikaˈneːdɐ], 1751年9月1日 - 1812年9月21日)は、オーストリア、ドイツで活躍した俳優にして劇場支配人、台本作家である。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのオペラ『魔笛』の台本を手がけ、自らもパパゲーノ役で出演したこと、及び、アン・デア・ウィーン劇場を設立した人物としても知られている。
シカネーダー一座の座長として自ら台本を書き、俳優、歌手、演出家を兼任し、旅回りの一座を経てウィーンの劇場支配人となり、大衆向けの興行師として多くの作品を上演した。
バイエルン州のレーゲンスブルクに近いシュトラウビング生まれ、ウィーンで没。
本名、ヨハン・ヨーゼフ・シケネーダー(Johann Joseph Schickeneder)。
姓にはSchickanederのつづりもある。
シカネーダーの生家の案内板
シカネーダーの住家(レハール・シカネーダー宮殿)
生涯=
レーゲンスブルクで母親の手で育てられた。
母のユリアーナ・シースルはレーゲンスブルク大聖堂で信仰用具の販売に従事していた。
イエズス会系ギムナジウム「ザンクトパウル」で学び、大聖堂楽長のヨハン・ヨーゼフ・ミヒルより音楽の教育を受け、レーゲンスブルク大聖堂少年聖歌隊(Regensburger Domspatzen)に所属していた。
1773年から、演劇の旅一座「モーザー演劇協会」の一員となり、アウクスブルクで合流し、後年には一座の演出も担った。
この一座の巡回公演の一環として1780年、ザルツブ ……
エマヌエル・シカネーダーが亡くなってから、212年と60日が経過しました。(77493日)