草笛美子
女優[日本]
1977年 10月29日 死去享年69歳
草笛 美子(くさぶえ よしこ、1909年8月31日 - 1977年10月29日)は、日本の女優で、元宝塚歌劇団娘役のタカラジェンヌで宝塚歌劇団卒業生。
本名は朽木 綱子(くつき つなこ)。
鳥取県出身。
宝塚歌劇団時代の愛称はくっちゃん(由来は本姓の「朽木」より)。
姪は草笛雅子。
略歴=
1926年、大阪市立高等女学校(後の大阪市立扇町高等学校)卒業後に宝塚歌劇団16期生として宝塚音楽歌劇学校(後の宝塚音楽学校)に入学し、宝塚少女歌劇団(後の宝塚歌劇団)に入団。
当時は入学イコール入団で学校と劇団は一体であった。
1927年9月、花組公演『モン・パリ』で初舞台。
1936年(昭和11年)
1940年、宝塚歌劇団を退団。
退団後は、藤原歌劇団へ入団するほか、女優としても活動、映画にも多く出演している。
また、自分の劇団も創設している。
1977年10月29日、68歳で没した。
2014年、宝塚歌劇団創立100周年を記念して設立された『宝塚歌劇の殿堂』の最初の100人のひとりとして殿堂入り。
逸話=
オペラ歌手志望で、東京音楽学校を目指していた。
作家の谷崎潤一郎がファンだった。
晩年は阪急今津線宝塚南口駅の駅ビルに店を持ち、歌劇団関係者とともに交流を持っていた。
宝塚歌劇団時代の主な舞台出演=
草笛美子が亡くなってから、47年と23日が経過しました。(17190日)