遅塚忠躬 氏(ちづかただみ)
歴史学者・西洋史[日本]
2010年 11月13日 死去骨髄異形成症候群享年79歳
遅塚 忠躬(ちづか ただみ、1932年10月17日 - 2010年11月13日)は、日本の西洋史学者。
人物=
元東京大学教授、お茶の水女子大学名誉教授。
フランス革命一筋に研究し、岩波ジュニア新書『フランス革命』は、その明暗を共に捉えて名著とされている。
2010年11月13日、骨髄異形成症候群により死去。
78歳没。
略歴=
1951年 都立日比谷高校卒業
1955年 東京大学文学部西洋史学科卒業
東京大学大学院中退
1957年 東京大学社会科学研究所助手
1964年 北海道大学文学部助教授
1969年 東京都立大学人文学部教授
1985年 東京大学文学部教授
1993年 お茶の水女子大学文教育学部教授
1996年 お茶の水女子大学名誉教授
2010年 死去
著書=
単著=
『「ビジュアル版」世界の歴史(14)ヨーロッパの革命』(講談社 1985年)
『ロベスピエールとドリヴィエ――フランス革命の世界史的位置』(東京大学出版会 1986年)
『フランス革命 歴史における劇薬』岩波ジュニア新書 1997年)
『史学概論』(東京大学出版会 2010年)
『フランス革命を生きた「テロリスト」ルカルパンティエの生涯』(NHKブックス 2011年)
共編著=
(近藤和彦)『過ぎ去ろうとしない近代――ヨーロッパ再考』(山川出版社 1993年)
(松本彰・立石博高)『フランス革命とヨーロッパ近代』(同文舘出版 1996年)
訳書=
マルク・ブゥロワゾォ『ロベスピエール』(白水社[文庫クセジュ] 1958年)
ジョルジュ・ルフェーヴル『1789年――フランス革命序論』(岩波書 ……
遅塚忠躬さんが亡くなってから、14年と8日が経ちました。(5122日)