キャロル・リードCarol Reed
映画監督[イギリス]
1976年 4月25日 死去享年71歳
サー・キャロル・リード(Sir Carol Reed, 1906年12月30日 - 1976年4月25日)は、イギリスの映画監督。
略歴=
俳優のサー・ハーバート・ビアボーム・トゥリーの非嫡出子としてロンドンに生まれ、カンタベリーで教育を受けた。
ティーンエイジャーの頃から俳優として活動していたが、後に映画監督・プロデューサーになる。
1940年に初めてハリウッド映画で監督を担当。
第二次世界大戦中はイギリス陸軍に所属した。
戦後からは数多くのフィルム・ノワールを発表し、1949年公開の『第三の男』では、カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞した。
1953年には映画監督として初めてナイトの称号を与えられた。
1950年代からは様々なジャンルの映画を撮り続け、1968年の『オリバー!』では、ミュージカル映画初挑戦ながらもアカデミー監督賞を受賞した。
1976年、死去。
私生活=
1943年に女優のダイアナ・ウィンヤードと結婚するが4年後に離婚した。
1948年に女優のペネロープ・ダドリー=ウォードと再婚した。
俳優のオリヴァー・リードは甥(同母弟ピーターの息子)にあたる。
主な監督作品=
星は地上を見ているThe Stars Look Down (1939)
ミュンヘンへの夜行列車NIGHT TRAIN TO MUNICH (1940)
最後の突撃The Way Ahead (1944)
邪魔者は殺せ Odd Man Out (1947)
落ちた偶像 The Fallen Idol (1948)
第三の男 The Third Man (1949) 出演:オーソン・ウェルズ
文化果つるところOutcast of the Islands (1951)
二つの世界の男The Man Between (1953)
文なし横丁の人 ……
キャロル・リードが亡くなってから、48年と210日が経過しました。(17742日)