堀口星眠 氏(ほりぐちせいみん)
俳人[日本]
2015年 2月2日 死去肺炎享年93歳
堀口 星眠(ほりぐち せいみん、1923年3月13日 - 2015年2月2日)は、群馬県出身の俳人、医師。
本名・慶次。
人物・来歴=
群馬県碓氷郡安中町(現・安中市)生まれ。
旧制高崎中学、旧制新潟高校を経て、1942年に東京帝国大学医学部入学。
1947年に卒業後、東大付属病院物療内科入局。
1943年より「馬酔木」に投句し水原秋桜子に師事。
1949年、軽井沢に友人と共同で「森の家」と称する家を借り、翌年より大島民郎、相馬遷子、岡谷公二らと句会。
「馬酔木」に新風を吹き込み馬酔木高原派と呼ばれた。
1952年「馬酔木」同人。
1955年、郷里の安中市にて開業。
1958年馬酔木賞。
1976年句集『営巣期』で第16回俳人協会賞。
1981年に秋桜子が没してのち、秋桜子の指名で「馬酔木」主宰を継承するが、1984年に「橡」(とち)を創刊・主宰し「馬酔木」の主宰を退く。
俳人協会顧問。
特に高原で詩想を得た野鳥の句に優れた。
句集には他に『火山灰の道』『青葉木菟』『樹の雫』『祇園祭』などがある。
2015年2月2日死去。
91歳没。
著書=
『火山灰の道 句集』近藤書店, 1958
『営巣期 句集』牧羊社, 1976 改訂版 揺籃社, 1988.4
『堀口星眠集』(自註現代俳句シリーズ・ 俳人協会, 1979.4
『青葉木菟 句集』東京美術, 1983.10
『泉の楽 わかりやすい俳句集』揺籃社, 1987.12
『田園随想』本阿弥書店, 1988.5
『俳句登山 初めて俳句を作る人に』揺籃社, 1989.5
『樹の雫 句集』(現代俳句叢書 角川書店, 1990.11
『俳句 ……
堀口星眠さんが亡くなってから、9年と293日が経ちました。(3580日)