ウィリアム・ブルム 氏William Blum
作家、歴史学者[アメリカ]
2018年 12月9日 死去腎不全享年86歳
ウィリアム・ブルム(William Blum、1933年 - 2018年12月9日)は、アメリカ合衆国の作家、歴史家、外交問題評論家。
大学では会計学を学んでおり、1960年代半ばアメリカ合衆国国務省にてコンピュータ関連の部署に就く。
当初は外交官を目指す反共派であったが、ベトナム戦争で幻滅するに至った。
以降、アメリカ合衆国が行ってきた戦争犯罪・国家犯罪を次々と暴露している。
ワシントンD.C.に在住していた。
ジャーナリズム=
1967年に国務省を退職すると、「ワシントン自由新聞社」の設立者兼編集者の1人となる。
1969年には200名以上もの工作員の氏名と住所を収録した、中央情報局(CIA)の暴露本を上梓。
アメリカ合衆国やヨーロッパ、南米でフリーランスのジャーナリストとして活動を行う。
就中1972年から1973年まで、アジェンデ政権下のチリで「社会主義の実験」を報じた。
1970年代半ば、元CIA工作員のフィリップ・アジェらと共同で、CIAの工作員とその犯罪を暴露するプロジェクトをロンドンで立ち上げており、CIAの介入や暗殺計画に多大なる注意を払う事となる。
また、ラルフ・ネーダーが大統領選挙に出馬した際、キャンペーンへの支援を行った。
晩年はニューズレター「反帝国主義レポート」を月1回発行。
生涯の使命を「終焉には至らないまでも、少なくともアメリカ帝国を減速させる事。
少なくとも獣にダメージを与える事。
それこそ世界中の災難の原因に他ならない」としてい ……
ウィリアム・ブルムさんが亡くなってから、5年と348日が経ちました。(2174日)