ハワード・テイラー・リケッツHoward Taylor Ricketts
細菌学者[アメリカ]
1910年 5月3日 死去享年40歳
米国の病理学者。元・ペンシルヴェニア大学教授。オハイオ州フィンドレー生まれ。大学卒業後クック郡立病院の医師となり、1899年皮膚病理学の講師としてラッシュ医科大学に移る。1902年シカゴ大学病理学部門講師、後助教授。’10年ペンシルヴェニア大学病理学教授。その間’06年ロッキー山紅斑熱の研究を開始し、’08年マダニから病原性の微生物を発見、同時に野性動物の血液中からもリッケチアと命名されたこの微生物を見いだす。又、メキシコシティで発疹チフスの調査に出かけ、一度かかると免疫性を獲得することも発見するが、地方病性発疹熱を研究中感染して死亡した。(参照元・日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」)
ハワード・テイラー・リケッツが亡くなってから、114年と202日が経過しました。(41841日)