山下弘子 氏(やましたひろこ)
がんのCMの出演者[日本]
2018年 3月25日 死去享年27歳
山下 弘子(やました ひろこ、1992年〈平成4年〉10月29日 - 2018年〈平成30年〉3月25日)は、日本の闘病記著者。
19歳で癌により「余命半年」を宣告されて以降、各地で自身の体験に基づく講演活動を行った[* 1]。
2016年(平成28年)に、アメリカンファミリー生命保険(現・アフラック生命保険)のテレビコマーシャルに出演したことでも知られる[* 2][* 3]。
生涯=
生い立ち=
1992年(平成4年)10月29日、中華人民共和国の福建省に生まれる[* 4]。
中国で暮らしていたのは貿易会社を経営している母親の仕事の都合で、小学5年生(10歳)のときに教育環境を考慮した親の意向により、日本へと移住した。
当時は日本語も話せない状態だったため、半年間は日本語学級のある別の小学校にも同時に通っていた。
高校受験では、母親が共学に通うことを承諾しなかったため、第一志望は女子高の四天王寺高等学校を目指して勉強した。
しかし最終的には学力が足りないとして受験はせず、第二希望の大阪女学院高等学校理系コースに進学。
大学受験に際しては、漠然と抱いていた「世の中の役に立ちたい」という思いと、いい大学を出て一流の企業に勤めることを求める母親の思いの双方を考え、将来は国際連合に入るか、稼いだ金で慈善事業を行うことを考えるようになった。
いずれにしてもそのためにはいい大学に入る必要があるとして、自宅から通える距離で最も偏差値の高い京都大学を目 ……
山下弘子さんが亡くなってから、6年と241日が経ちました。(2433日)