右遠俊郎 氏
作家[日本]
2013年 10月11日 死去肺炎享年88歳
右遠 俊郎(うどお としお、1926年9月1日 - 2013年10月11日)は、日本の作家・文芸評論家。
岡山県生まれ。
少年期を大連で過ごし、旅順高等学校に進む。
戦後、東京大学国文科卒。
『新日本文学』などに小説、評論を発表。
1959年「無傷の論理」で芥川賞候補(この時は該当者なしだった)。
その後日本民主主義文学会(当時の名称は文学同盟)に加入する。
1989年『小説朝日茂』で多喜二・百合子賞受賞。
2013年10月11日に肺炎のため死去。
87歳没。
著書=
無傷の論理 東邦出版社 1969
病犬と月 東邦出版社 1970
野にさけぶ秋 東邦出版社 1972
さえてるやつら 新日本出版社 1972 のち映画化
不逞の春 東邦出版社 1974
わが笛よ悲しみを吹け 東邦出版社 1975
恋愛入門 東邦出版社 1975
文学・真実・人間 光和堂 1977.5
長い髪の少年たち 東邦出版社 1977.9
青春論ノート 青木書店 1979.10
冬の大いなる虹 新日本出版社 1980.4
読書論ノート 青木書店 1980.11
思いだすこと忘れえぬひと 対話/古在由重 同時代社 1981.8
安中騒動記 光和堂 1981.9
碁の心人の心 大月書店 1983.8
こどもの目おとなの目 児童文学を読む 青木書店 1984.5
赤いシクラメン 新日本出版社 1986.5
小説朝日茂 新日本出版社 1988.12
忘れ得ぬ人 新日本出版社 1990.1
風青き思惟の峠に 新日本出版社 1991.2
冬の日はほのか 新日本出版社 1994.2
海を渡った蝶 新日本出版社 1997.4
右遠俊郎短篇小説全集 本の泉社 1999.1
明治の碁 本因坊秀栄の生涯 本の泉社 2002.11
桜橋 本の泉社 2003.1
……
右遠 俊郎氏(うどう・としお=作家)11日午前10時30分、肺炎のため東京都西東京市の病院で死去、87歳。岡山市出身。葬儀は近親者で済ませた。お別れの会は来年2月9日午後2時から東京都新宿区霞ケ丘町7の1の日本青年館で。喪主は妻寿恵美(すえみ)さん。 著書に「無傷の論理」「小説 朝日茂」など。
右遠俊郎さんが亡くなってから、11年と41日が経ちました。(4059日)