作田明 氏(さくたあきら)
犯罪心理学者、精神科医[日本]
2011年 6月1日 死去直腸がん享年62歳
作田 明(さくた あきら、1950年6月29日 - 2011年6月1日)は、日本の精神科医・精神保健指定医・臨床心理士。
専門は犯罪心理学。
博士(医学)。
日本保健医療大学教授・聖学院大学客員教授を歴任。
千葉県出身。
テレビ・新聞等で犯罪に関するコメンテイターとして活躍。
上智大学文学部心理学科、筑波大学医学専門学群などの非常勤講師も務めた。
2010年には、犯罪非行の防止と犯罪者・非行少年の矯正・更生に尽力している個人・団体について、その活動を称え表彰するために私財を投じて作田明記念財団を設立、「作田明賞」を創設した。
経歴=
作田家は江戸時代には名字帯刀を許され、九十九里の作田村(今の九十九里町作田)で代々庄屋・網元を営んでいた。
両親が共に医師の家庭に、3兄弟の末弟として生まれる(長兄は作田勉、次兄は作田学)。
幼稚園と小学校は兄二人と同様に千葉県市川市の日出学園で学んだ。
小さい頃から本が好きで、小学校の図書室にあった本はほとんど読んでしまったというエピソードが残っている。
中学・高校と慶應義塾へ進学する。
中等部では柔道部のキャプテンとして活躍し、塾高では生徒会長を務めた。
両親や兄から医学部受験に専念するよう再三説得されたが、高校3年まで生徒会の役員を辞めることはなかった。
その結果、医学部受験に失敗し、3浪の末、聖マリアンナ医科大学医学部に2回生として入学。
卒業後は東京大学精神医学教 ……
作田明さんが亡くなってから、13年と174日が経ちました。(4922日)