ジグマー・ポルケ 氏Sigmar Polke
画家[ドイツ]
2010年 6月10日 死去享年69歳
ジグマー・ポルケ(ドイツ語: Sigmar Polke, 1941年2月13日 - 2010年6月10日)は、ドイツの画家、写真家。
人物=
旧ドイツ東部領土から東ドイツを経て1953年に西ドイツに移住した後、デュッセルドルフを拠点に活動した。
1960年代にゲルハルト・リヒターやコンラート・フィッシャーと「資本主義リアリズム」を標榜した絵画運動を始めて頭角を現し、リヒター、ゲオルグ・バゼリッツ、アンゼルム・キーファーらと並ぶドイツの現代絵画の旗手として知られるようになった。
写真や大衆文化を取り入れた絵画、プリント布地の上に描いた絵画や網点ドットを用いた絵画などにより、民話や神話から歴史に至るまで様々なテーマを取り入れた作品を作り上げた。
生涯=
ポルケは下シレジア地方のエルス(Öls / Oels、現ポーランド下シロンスク県オレシニツァ Oleśnica)に1941年に生まれた。
第二次世界大戦後のドイツ人追放で1945年に一家は東ドイツのテューリンゲンに逃れ、さらに1953年には西ベルリンを経て西ドイツ・ラインラントへと逃れた。
クレーフェルト近郊のウィリッヒ(Willich)に落ち着いたポルケは、近くのデュッセルドルフ市のステンドグラス工場で見習いとして働きつつ、ギャラリーや美術館で絵を見て過ごした。
ガラス絵画を制作した経験は、後に化学的知識の絵画への応用につながっている。
20歳でデュッセルドルフ芸術アカデミー(Kunstakademie Düsseldorf)へと入学し、1961年から1967年までカール ……
ジグマー・ポルケさんが亡くなってから、14年と164日が経ちました。(5278日)