鈴木健二 氏(すずきけんじ)
アナウンサー、司会者、評論家[日本]
2024年 3月29日 死去老衰享年96歳
鈴木 健二(すずき けんじ、1929年〈昭和4年〉1月23日 - 2024年〈令和6年〉3月29日)は、日本のフリーアナウンサー・司会者。
元NHKアナウンサー。
『歴史への招待』や『クイズ面白ゼミナール』などの司会者として高視聴率を叩き出したことで知られる。
著作も多く、『気くばりのすすめ』はベストセラーになった。
NHKのエグゼクティブアナウンサー(理事待遇)になり、1988年にNHKを定年退職した後、熊本県立劇場の館長に就任し、伝承芸能の復元などにつとめ、1998年には青森県立図書館および青森近代文学館の館長に就任した。
兄は映画監督・俳優の鈴木清順。
来歴=
東京府東京市本所区(現・墨田区亀沢)出身、生粋の江戸っ子。
第一東京市立中学、旧制弘前高等学校から旧制東北大学へと進学。
文学部美学美術史学科を卒業(その時の同級生に第15代NHK会長・島桂次がいた)。
卒業後は画家を目指していたが、たまたま友人に誘われて受験したNHK採用試験に合格した。
鈴木は「志望者数が一番少ない職種」を希望したが、それがアナウンサーであった。
当時はラジオがメインの時代であり、アナウンサーを志望する者が非常に少なかった。
また、「アナウンサー」という言葉もそれほど浸透しておらず、鈴木は「アナウンサー」の定義も分からぬまま、1952年入局(同学年の同僚に中西龍がいた)、熊本放送局配属となったが、ここで「アナウンサー」の定義を知ることとなった。
鈴木は ……
鈴木健二さんが亡くなってから、237日が経ちました。