菅野光亮 氏(かんのみつあき)
作曲家[日本]
1983年 8月15日 死去享年45歳
菅野 光亮(かんの みつあき、1939年7月10日 - 1983年8月15日)は日本の作曲家、ジャズピアニスト。
宮城県仙台市出身。
来歴・人物=
国立音楽大学付属高等学校を経て、東京芸術大学音楽学部作曲科に入学し、長谷川良夫に師事。
大学在学中の1966年に、第35回日本音楽コンクール作曲部門第2部(室内楽曲)に応募した「弦楽四重奏曲第3番作品24」が3位入賞を果たす。
大学卒業後は主にジャズピアニストとして活躍。
男声カルテット「ロイヤルナイツ」の第1回ソ連公演(1966年12月 - 1967年1月)、東欧公演~第3回ソ連公演(1968年5月下旬 - 9月)には、菅野光亮クインテットのピアニストとして同行。
1974年に公開された松竹映画「砂の器」では、ラフマニノフばりの美しいテーマ曲「ピアノと管弦楽のための組曲 宿命」を作曲・ピアノ演奏し、第29回毎日映画コンクール音楽賞、モスクワ映画祭ソビエト作曲家同盟賞を受賞した。
その後も映画やテレビドラマの音楽を多数手がけたが、食道静脈瘤破裂のため44歳で他界した。
主な作品=
純音楽=
弦楽四重奏曲第3番(1966年)
ヴィオラとピアノのためのソナタ(1977年)
弦楽四重奏曲第6番(1978年)
セロとピアノの為の三章(1979年)
ヴィオラとセロの為の四章「海との約束」(1980年)
ヴァイオリンとピアノの為のソナタ(1982年)
映画音楽=
砂の器(1974年、松竹) ※音楽監督は芥川也寸志
昭和枯れすすき
雲霧仁左衛門(1978年、松竹、俳優座)
恋の空中ぶらんこ
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菅野光亮が亡くなってから、41年と99日が経過しました。(15074日)