アイヴァン・クラール 氏Ivan Král
ミュージシャン、映画監督[チェコスロバキア→アメリカ]
2020年 2月2日 死去心臓発作享年73歳
アイヴァン・クラール(Ivan Kral、1948年5月12日 - 2020年2月2日)は、チェコ(出生当時はチェコスロバキア)出身のギタリスト、シンガーソングライター。
アメリカに渡り、主にニューヨーク・パンクのシーンで活動。
1994年にはチェコに戻る。
来歴=
プラハ出身。
1960年代中期にはSazeというバンドのメンバーとして活動するが、1968年にはチェコ事件の影響でアメリカのニューヨークに移る。
1971年から1972年にかけて、アップル・レコードで働いていた。
ブロンディの前身バンドであるAngel and the Snakeに短期間籍を置いた後、パティ・スミスと出会い、1975年から1979年にかけて、パティ・スミス・グループのギタリスト及びベーシストとして活動。
作曲面でも貢献し、パティとアイヴァンが共作した「Dancing Barefoot」(1979年のアルバム『ウェイヴ』に収録)は、後にU2やシンプル・マインズ等にカヴァーされた。
また、1976年公開のドキュメンタリー映画『ブランク・ジェネレーション』では監督を務めた。
パティが結婚のため引退すると、アイヴァンはイギー・ポップのサポート・ギタリストとなり、イギーとアイヴァンが共作した「Bang Bang」は、後にデヴィッド・ボウイが『ネヴァー・レット・ミー・ダウン』でカヴァーした。
また、ジョン・ウェイトのアルバム『イグニション』(1982年)にも参加。
1980年代中期にはEastern Blocというバンドを結成し、1987年にセルフタイトルのアルバムを発表。
1994年 ……
アイヴァン・クラールさんが亡くなってから、4年と293日が経ちました。(1754日)