モートン・グールド 氏Morton Gould
作曲家、ピアニスト[アメリカ]
1996年 2月21日 死去享年84歳
モートン・グールド(Morton Gould, 1913年12月10日 - 1996年2月21日)は、アメリカ合衆国のピアニスト、作曲家、編曲家、指揮者。
略歴=
ニューヨーク市クイーンズ区のリッチモンド・ヒルで生まれる。
4歳の時にピアノを始め、6歳で最初の作曲を行う。
8歳の時に奨学金を得て音楽芸術研究所(後のジュリアード音楽院)でピアノと作曲を学び、不況の最中、10代で映画館などのピアニストとして働き始める。
ラジオ・シティ・ミュージック・ホールが開館したとき、グールドはそこのピアニストとなった。
グールドは、純粋なクラシック音楽を初め、クラシック音楽とポピュラー音楽を組み合わせた作品、映画音楽・テレビ音楽・バレエ音楽・ジャズ音楽・ミュージカル音楽などあらゆるジャンルの作品を手がけた。
作曲にあたってはピアノは使わず、頭の中に浮かんだものを譜面に書き留めたという。
ピアノを使って作曲を試みたものの、上手くいかなかったと語っている。
指揮者としての活躍も顕著で、自作自演を含め、録音も数多く行っている。
特に、シカゴ交響楽団を指揮してチャールズ・アイヴズの交響曲第1番などを収録した米RCAのLP(初出LP番号:LM/LSC-2893)では、グラミー賞を受賞した。
他にも自作自演、カヴァーなど、レコード録音数は非常に多い。
しかし、自作曲を指揮するのは集中できないため余り好きではなく、他の指揮者に指揮してもらう方が嬉しい、また自身も他の作曲家の作品 ……
モートン・グールドさんが亡くなってから、28年と274日が経ちました。(10501日)