並木頼寿 氏(なみきよりひさ)
歴史学者[日本]
(東京大学教授・中国史)
2009年 8月4日 死去胃がん享年62歳
並木 頼寿(なみき よりひさ、1948年4月27日 - 2009年8月4日)は、日本の歴史学者、東京大学教授。
専門は中国史。
経歴=
1948年、新潟県南魚沼市(旧大和町)で生まれた。
新潟県立六日町高等学校を卒業し、東京大学文学部第二類に入学した。
東洋史学専修で学び、1973年に卒業。
東京大学大学院に進み、 1976年に修士課程を修了した。
1982年、東海大学文学部講師に就任。
その後[いつから?]、同助教授に昇格。
1988年に東京大学教養学部助教授に転じ、1995年に同教授に昇格した。
その後、東京大学大学院総合文化研究科教授[いつから?]。
学界では、2004年から2008年まで、日本現代中国学会事務局長、副理事長を務めた。
病を得つつ教鞭をとっていたが、2009年8月4日、胃がんにより東京都内の病院で死去。
研究内容・業績=
専門は中国近代史。
上海の復旦大学に並木頼寿文庫が設けられている。
著作=
単著
『日本人のアジア認識』山川出版社(世界史リブレット) 2008
『捻軍と華北社会-近代中国における民衆反乱』研文出版 2010
著作集
『並木頼寿著作選』(全2巻) 研文出版(研文選書) 2010-2012
Ⅰ『東アジアに「近代」を問う』2010年
Ⅱ『近現代の日中関係を問う』2012年
共著
『中華帝国の危機』(世界の歴史 19) 井上裕正と共著, 中央公論社 1997
文庫化 中公文庫 2008年
共編著
『近代中国研究案内』小島晋治と共編著, 岩波書店 1993
『20世紀の中国研究-その遺産をどう生かすか』小島晋治 ……
並木頼寿さんが亡くなってから、15年と109日が経ちました。(5588日)