佐藤志満 氏
歌人[日本]
2009年 7月23日 死去心不全享年95歳
佐藤 志満(さとう しま、1913年(大正2年)12月11日 - 2009年(平成21年)7月23日)は、日本の歌人。
福岡県出身。
夫は佐藤佐太郎。
昭和20年代後半の5年間の作品を収めた第一歌集「草の上」では、戦後の貧しい日常生活を抒情豊かに詠じた。
歌誌「歩道」の発行に力を注ぎながら生涯にわたり精力的に作歌を続け、晩年には、文芸評論家梶木剛が「志満調」と呼んだ、自宅庭前を中心とする独自の歌風を確立した。
経歴=
1913年(大正2年) 鹿児島市に生まれる。
郷里は福岡県京都郡苅田町、父伊森賢三、母キクの長女。
1931年(昭和6年) 朝鮮京城第一高等女学校卒業。
東京女子大学国語専攻部入学。
1933年(昭和8年) アララギに入会。
1938年(昭和13年) 佐藤佐太郎と結婚。
斎藤茂吉選歌欄に属した。
当時の筆名「水上よし」。
1945年(昭和20年) 歌誌「歩道」が創刊された
1948年(昭和23年) 「歩道」活版印刷更新第一号が発行され、その編集発行に尽力。
1963年(昭和38年) 第一歌集『草の上』(白玉書房)発行。
日本歌人クラブ推薦歌集(現日本歌人クラブ賞)受賞。
1963年(昭和38年) 「鹿島海岸」30首で第一回短歌研究賞受賞。
第二歌集『水辺』(短歌研究社)発行。
1968年(昭和43年) 「歩道」の編集発行者となる。
1969年(昭和44年) 第三歌集『渚花』(短歌研究社)発行。
1978年(昭和53年) 第四歌集『白夜』(短歌新聞社)発行。
1981年(昭和56 ……
佐藤志満さんが亡くなってから、15年と121日が経ちました。(5600日)