宮崎秀吉 氏(みやざきひできち)
陸上短距離選手[日本]
(105-109歳で行われる「マスターズ陸上」の100mと砲丸投げで世界記録)
2019年 1月23日 死去享年110歳
宮崎 秀吉(宮﨑 秀吉、みやざき ひできち、1910年〈明治43年〉9月22日 - 2019年〈平成31年〉1月23日)は、日本の陸上競技選手(短距離走)。
2019年現在、105歳以上の部での世界記録保持者である。
経歴・人物=
静岡県周智郡熊切村(現:浜松市天竜区)で生まれる。
1928年に熊切小学校の教員になるも、結核で退職。
完治した1933年に熊切信用組合(のちに農協)の正職員になり、組合長を経て、1975年に定年退職。
在職中には民生委員、町会議員を8年間兼務した。
30歳のときに結婚し、4人の娘に恵まれ、1982年に長女夫婦の住む京都に移住した。
退職後は囲碁を趣味としていたが、同世代が次々亡くなっていくことで、囲碁の相手がいなくなり、三女の勧めもあって、92歳から陸上を始めた。
また、100歳で囲碁初段、101歳で二段、103歳で三段を取得している。
100歳の部で29秒83という100歳以上105歳未満の世界記録を保持し、2014年に顕著な実績を挙げたとして第9回日本スポーツグランプリを受賞。
なお、この記録は2015年9月19日(アメリカ時間9月20日)にドナルド・ペルマンに26秒99で更新された。
これは奇しくも宮崎が105歳の誕生日を迎えるわずか数日前の出来事であった。
2016年の京都マスターズ秋季記録会をもって現役を退いた。
2019年1月23日、脳出血のため死去。
108歳没。
105歳から109歳の部=
105歳を迎えた翌日である2015年9月23日にマスターズ陸上105歳から109歳の部に100m走と、砲丸投に挑戦し ……
宮崎秀吉さんが亡くなってから、5年と303日が経ちました。(2129日)