スタニスワフ・レム 氏Stanislaw Lem
SF作家[ポーランド]
2006年 3月27日 死去享年86歳
スタニスワフ・ヘルマン・レム (ポーランド語: Stanisław Herman Lem [staˈɲiswaf ˈlɛm] ( 音声ファイル), 1921年9月12日 - 2006年3月27日)は、ポーランドの小説家、SF作家。
ポーランドSFの第一人者であるとともに、20世紀SF最高の作家の一人とされる。
また、著書は41の異なる言語に翻訳され、2700万部が販売されており、世界で最も広く読まれているSF作家である。
代表作に、2度映画化もされた『ソラリスの陽のもとに』など。
日本での翻訳初期にはロシア語版からの重訳での出版が多かったためか、ロシア語読みでスタニスラフ・レムと紹介されることが多かった(斜線〈クレスカ〉の付いた ł はポーランド語では L ではなく W の発音だが、キリル文字圏では Л になるため)。
経歴=
1921年、ポーランドのルヴフ(現ウクライナ領リヴィウ)に生まれる。
医師である父サムエルはユダヤ系、母サビーナはカトリック系であるが、レムはカトリック教徒として育てられる(のちに長じて無神論者になる)。
家庭は裕福で、少年時代はフランス人女性の家庭教師からフランス語を学んでいた。
ギムナジウム時代に知能指数が180であることが分かり、当時の南ポーランドでは最も頭のいい子供だったという。
1940年にルヴフ医科大学に入学し生物学を学ぶ傍ら、数学や、思想・哲学・サイバネティクスの研究も行う。
またH.G.ウェルズやO.ステープルドンなどを読んでSFにも関心を持った。
ルヴフがナチス・ドイ ……
スタニスワフ・レムさんが亡くなってから、18年と239日が経ちました。(6814日)