豊田亨 氏(とよだとおる)
犯罪者、死刑囚、オウム真理教事件実行犯[日本]
2018年 7月26日 死去死刑執行享年51歳
豊田 亨(とよだ とおる、1968年1月23日 - 2018年7月26日)は、オウム真理教元幹部・元死刑囚。
兵庫県加古川市出身。
ホーリーネームはヴァジラパーニ。
人物=
教団内でのステージは師長だったが、地下鉄サリン事件3日前の尊師通達で正悟師に昇格した。
教団が省庁制を採用した後は科学技術省次官の一人となる。
東京大学大学院教授の伊東乾は大学時代の同級生で友人で、死刑確定後も特別交通許可者として交流を続けた。
元オウム車両省大臣・アレフ幹部だった野田成人は高校・大学の先輩にあたる。
来歴=
祖父の代からの教員一家に生まれる。
家の前は禅宗の寺で、死の恐怖を身近に感じていた。
校則に違反するからといって喫茶店にも寄らなかったり、事故を起こすリスクを考えて自動車免許をとらないなど、真面目で慎重な人柄だった。
父親が教員を勤めていた東京大学理学部物理学科卒業。
素粒子理論を専攻し、東京大学大学院理学研究科物理学専攻修士課程修了。
東大時代は、「必ずノーベル賞を取る」と学業で多忙を極める中、寮の行事にも率先して参加していた。
性格は誠実で温厚で明るいナイスガイ、関西弁でジョークをとばす好人物であった。
物理学の他にもギターを嗜んでいた。
研究室で尊師マーチをギターでひいてみせたともされる。
入信・出家=
麻原彰晃の著書『超能力秘密の開発法』を東京駅の本屋で見つけたことをきっかけに、大学入学年の1986年9月 ……
豊田亨さんが亡くなってから、6年と118日が経ちました。(2310日)