上田真而子 氏(うえだまにこ)
翻訳家、ドイツ文学者[日本]
(夫は哲学者・上田閑照)
2017年 12月17日 死去享年88歳
上田 真而子(うえだ まにこ、1930年5月25日 - 2017年12月17日)は、日本のドイツ文学者、翻訳家。
来歴・人物=
和歌山県高野町、又は広島県生まれ。
夫は哲学者の上田閑照。
京都府立女子専門学校卒業後、西ドイツへ留学、マールブルク大学中退。
京都ドイツ文化センターに勤務後、ドイツ児童文学の翻訳活動に専念。
1982年に『はてしない物語』((ミヒャエル・エンデ作)で日本翻訳文化賞、1988年に『あの年の春は早くきた』(で国際アンデルセン賞国内賞をそれぞれ受賞した。
著書=
『幼い日への旅』(福音館書店、福音館日曜日文庫) 1994
『おばけさんとのやくそく』(福音館書店、福音館創作童話シリーズ) 2004
翻訳=
『わたしジャネット1年生よ』(イルメラ=ブレンダー、偕成社) 1977年
『きつねのニケル 子ぎつねとこどもたちの愛の物語』(ケーテ=レヒァイス、偕成社) 1980年
『レムラインさんの超能力』(ティルデ・ミヒェルス、岩波少年文庫) 1980年
『熊とにんげん』(ライナー・チムニク、偕成社) 1982年、のち福武文庫
『だれが君を殺したのか』(イリーナ・コルシュノウ、岩波書店) 1983年
『あの年の春は早くきた』(クリスティーネ・ネストリンガー、岩波書店) 1984年
『ブラネックさんにご注意!』(クリスティーネ・ネストリンガー、岩波書店) 1987年
『夢のつづきのそのまたつづき リッペルのぼうけん』(パウル=マール、偕成社) 1988年
『しかのハインリッヒ』(フレッド・ロ ……
上田真而子さんが亡くなってから、6年と339日が経ちました。(2531日)