長田順行 氏(ながたじゅんこう)
作家[日本]
2007年 8月31日 死去享年79歳
長田 順行(ながた じゅんこう、本名:木谷順行、1929年4月4日 ‐ 2007年8月31日)は広島県呉市出身の作家、海上自衛官、暗号研究者。
日本暗号協会会長(1986年8月~)。
経歴=
呉第一中学校(現広島県立呉三津田高等学校)を卒業後、1945年に海軍兵学校予科(第78期、昭和20年4月入校)に入校するが、終戦により閉校となる。
1954年広島大学文学部哲学科を卒業。
1955年防衛庁暗号専門機関に入り、暗号理論の研究及び解読に従事。
1965年海上自衛隊暗号専門部隊に転じ、通信保全業務隊司令となり1983年1等海佐で退職した。
1986年8月日本暗号協会を設立し初代会長。
暗号に造詣が深く、暗号関係の著作は1964年から刊行しており多数。
推理小説と暗号に関する解説書も刊行している。
機関誌として「黄金虫」「暗号通信」を発行。
ただし日本暗号協会は現在休会中。
著作=
単著=
1971年12月 9日、『暗号 - 原理とその世界』、ダイヤモンド社 (昭和46年)
1974年 7月18日、『暗号の秘密』 、ダイヤモンド社 (昭和48年4月~12月末の『毎日中学生新聞』連載を整理したもの)
1976年11月10日、『暗号手帳』 、ベストブック社
1979年 8月 、『暗号(増補・決定版)』 、ダイヤモンド社 (355p)
1979年12月20日、『推理小説と暗号』 、ダイヤモンド社
1982年 4月25日、『暗号の秘密』 、菁柿堂、ISBN 4-7952-7901-2 (第二版)
1982年 4月 、『西南の役と暗号』 、菁柿堂、ISBN 4-7952-7902-0
1984年 4月20 ……
長田順行さんが亡くなってから、17年と83日が経ちました。(6292日)