ナンシー・ケリー 氏Nancy Kelly
女優[アメリカ]
1995年 1月2日 死去糖尿病享年75歳
ナンシー・ケリー(Nancy Kelly, 1921年3月25日 - 1995年1月2日)は、アメリカ合衆国の女優、子役である。
来歴=
1921年、マサチューセッツ州ローウェルに生まれる。
芸能一家で母親のナン・ケリーはサイレント映画女優で、後にナンシーの演劇指導とマネージメントを行った。
1歳の頃からモデルとしてのキャリアをスタートさせ、その後は子役として1926年に『女王蜂』で映画デビューを果たす。
1929年にはリバイバル版のシェイクスピア劇『マクベス』でブロードウェイデビュー。
その後も、映画、舞台、ラジオなどで着々とキャリアを重ねた。
1954年に作家のウィリアム・マーチによる小説『悪い種子』のブロードウェイ舞台版へ出演し、主人公で残忍な少女の母親クリスティーン役を好演。
自身の血筋から残忍な遺伝子を持つ娘ローダを生んでしまったことから苦悩する母親の演技は高く評価され、1955年のトニー賞を受賞した。
同作品は1956年にマーヴィン・ルロイ監督により映画化され、ナンシーも同役を続投。
映画での演技も高評価を得て1957年のアカデミー主演女優賞にノミネートされた。
1960年にはその功績が讃えられ、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームを授与されている。
私生活=
これまで3度の結婚歴があり、1940年に最初の夫であるエドモンド・オブライエンと結婚したが、翌年に離婚。
その後も2度結婚し、1955年に再々婚したWarren Marcus Caroとの間に一人の子供が生まれたが、1968年 ……
ナンシー・ケリーさんが亡くなってから、29年と324日が経ちました。(10916日)