デレック・ウォルコット 氏Derek Alton Walcott
詩人、劇作家[セントルシア]
2017年 3月17日 死去享年88歳
デレック・オールトン・ウォルコット(Derek Alton Walcott, 1930年1月23日 - 2017年3月17日)はセントルシア出身の詩人、劇作家。
1992年、カリブ海諸国出身者として初めてノーベル文学賞を受賞。
経歴=
当時イギリス領だったセントルシアのカストリーズに生まれる。
父方はイギリス系、母方はオランダ系・アフリカ黒人の血を引いている。
18歳で初めて詩集を発表。
西インド諸島大学を卒業後、ニューヨークで演劇を学び作劇にも進出、トリニダッド・シアター・ワークショップを設立した。
2007年までボストン大学の教授を務めた。
2010年、英国のエセックス大学教授に就任した。
2008年、初の単著の邦訳『オデッセイ』が刊行された。
邦訳=
『デレック・ウォルコット詩集』徳永暢三編訳 小沢書店 双書・20世紀の詩人 1994
『アンティール諸島 叙事詩的な記憶の断片 1992年ノーベル賞受賞記念講演』磯田久恵訳 下田出版 2004
『オデッセイ』谷口ちかえ訳 国書刊行会 2008
作品=
『二十五篇の詩』(1948年)
『青春への墓碑銘』(1949年)
『詩篇』(1951年)
『緑の夜に 1948-1960』(1962年)
『漂流者その他の詩篇』(1965年)
『メキシコ湾その他の詩篇』(1969年)
『もう一つの生』(1973年)
『浜辺葡萄』(1976年)
『カイニットの王国』(1979年)
『詩選集』(1981年)
『幸運な詩人』(1981年)
『カリブ海の詩篇』(1983年)
『真夏』(1984年)
『全詩集 1948-1984』(1986年)
『アーカンソー州への証言』(1987年)
『 ……
デレック・ウォルコットさんが亡くなってから、7年と249日が経ちました。(2806日)