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危口統之 氏(きぐちのりゆき)

演出家[日本]

2017年 3月17日 死去肺がん享年43歳

危口 統之(きぐち のりゆき、1975年 1月15日- 2017年3月17日)は、日本の演出家、劇作家、アートパフォーマーである。
来歴= 岡山県倉敷市生まれ。
父は洋画家の木口敬三。
1993年横浜国立大学工学部建築学科入学。
在学時より演劇活動を開始する。
1999年に大学を卒業。
ほどなくして演劇活動を停止し、建設作業員として働き始める(なお、このときの経験は、のちに「搬入プロジェクト」として活かされることになる)。
2008年に劇団「悪魔のしるし」を旗揚げし、演劇活動を本格的に再開する。
以降、フェスティバル/トーキョー公募プログラム参加を皮切りに、トーキョーワンダーサイト国内交流プログラム参加(2011年)、セゾン文化財団ジュニアフェロー(2012-13年)などにより、活動の場を国内外へ広げていった。
2016年12月7日悪魔のしるし公式サイトにて肺がんステージ4であることを発表した。
その後故郷の岡山・倉敷で療養を開始し、ブログ「疒日記(やまいだれにっき)」でその思考を綴っていた。
また舞台公演「蟹と歩く」の上演を立案。
2017年3月17日、病状悪化ため42歳で死去。
関連事項= 悪魔のしるし= 演出家の危口統之(1975年生〜2017年没)が、2008年に結成。
演劇的な舞台作品と、あるルールに則った即興要素のあるパフォーマンスなど、様々な作品の上演を重ねる。
舞台作品としては、危口自身とその実父が出演する『わが父、ジャコメッティ』(2014年、2016年)が、 ……

危口統之さんが亡くなってから、7年と249日が経ちました。(2806日)