フェルディナンド・マルコス 氏
政治家、大統領[フィリピン]
1989年 9月28日 死去享年72歳
フェルディナンド・エドラリン・マルコス(スペイン語: Ferdinand Edralin Marcos、1917年9月11日 - 1989年9月28日)は、フィリピン共和国の政治家。
フィリピン共和国第6代大統領で、フィリピンの第10代大統領。
独裁者としてフィリピンに君臨し、約20年間にわたって権力を握ったが、1986年のエドゥサ革命によって打倒された。
20年に及ぶマルコスの独裁政権下では、政敵が拷問を受けたり、即決処刑にされたり、失踪したりするケースが相次いだ。
1972〜1981年に戒厳令を敷いたマルコスは、不正行為を認めないまま、亡命先のハワイで89年に死去した。
来歴=
学生時代=
アメリカ合衆国の植民地支配下のフィリピンで生まれた。
父親は弁護士にしてイロコス・ノルテ州選出国会議員、母親は教師だった。
4人兄弟の2番目であった。
1937年、フィリピン大学法学部の学生だったとき、父親と政治的に対立していた下院議員暗殺事件の容疑で起訴され、同年11月に有罪判決を受けた。
マニュエル・ケソン大統領により恩赦を受けるが、これを拒否し刑務所にて裁判の準備と司法試験の勉強をして過ごした(後に司法試験はトップで合格する)。
翌年、最高裁判所判決にて無罪となる。
戦時中=
1941年12月8日に日本が真珠湾攻撃を行うと、明くる1942年1月に日本軍は、当時アメリカ合衆国の植民地だったフィリピンに進軍した。
この際マルコスはアメリカの支援を受けた「フィリピン自治領軍」第21歩兵師団の戦闘 ……
フェルディナンド・マルコスさんが亡くなってから、35年と54日が経ちました。(12838日)