ボビー・ハッチャーソン 氏Bobby Hutcherson
ミュージシャン・ヴィブラフォン奏者[アメリカ]
2016年 8月15日 死去享年76歳
ボビー・ハッチャーソン(Bobby Hutcherson、1941年1月27日 - 2016年8月15日)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身のジャズ・ヴィブラフォン奏者。
略歴=
ロサンゼルス生まれのボビー・ハッチャーソンはピアノから音楽に入った。
ミルト・ジャクソンやマイルス・デイヴィス、セロニアス・モンク等を聴きジャズに興味を持つようになる。
友人のベーシストからの「ヴィブラフォンを買ってバンドに入らないか?」という誘いがきっかけとなってこの道に入る。
後にデイヴ・パイクにヴィブラフォンの手ほどきを受ける。
1961年にニューヨークへ進出し頭角を現すようになり、1963年にはジャッキー・マクリーンの『ワン・ステップ・ビヨンド』に参加した。
続く1964年にエリック・ドルフィーの『アウト・トゥ・ランチ』、アンドリュー・ヒルの『ジャッジメント』への参加で一躍注目を集める。
1965年、初リーダー作『ダイアローグ』をブルーノートからリリースした。
以降、新主流派のヴィブラフォン奏者として数多くの作品を同レーベルに残した(特に1967年発売の『ハプニングス』はハービー・ハンコックの参加もあり、人気がある作品)。
また、この頃からヴィブラフォンに加えてマリンバを使ったスピード感にあふれた演奏を披露している。
1970年代に入って新主流派ジャズが下火になるとラテン、R&B、ファンク等のフュージョン的な作品が連なるが、ヒットには至らなかった。
1980年代以降 ……
ボビー・ハッチャーソンさんが亡くなってから、8年と98日が経ちました。(3020日)