アレクサンダー・カルダーAlexander Calder
彫刻家[アメリカ]
1976年 11月11日 死去享年79歳
アレクサンダー・カルダー(英語: Alexander Calder、1898年7月22日 - 1976年11月11日、アレクサンダー・コールダーとも)は、アメリカ合衆国の彫刻家・現代美術家。
動く彫刻「モビール」の発明と制作で知られている。
「色彩の魔術師」とも言われる。
概要=
シュトゥットガルトに設置されている『Crinkly avec disc Rouge』(1973年)
ペンシルベニア州、ドーフィン郡のLawntonで、彫刻家のアレクサンダー・スターリング・カルダーの息子に生まれた。
カルダーは代々高名な彫刻家であった家系に生まれたが、若い頃は職人を志向して機械工学の勉強をしてエンジニアとなった。
芸術家の道に転向してからは素描(ドローイング)を学び、第一次世界大戦後のパリに出てからは得意の一筆書きを生かした針金彫刻を始め、金属を使った抽象彫刻を制作した。
この頃彼は発明の才を生かし、機知やユーモアにとんだ針金作品を使って、一人で操るサーカスの上演を自室で始めたが、そのパフォーマンスが評判となったことで芸術界の有名人になり、パリに集まっていた多くの前衛芸術家たちと知り合い大きな刺激を受けた。
特にモンドリアンの三原色による幾何学的な抽象絵画に強い影響を受けた彼は、すぐに限られた原色だけによる動く抽象彫刻作品・モビールの制作を開始した。
(モビールの命名は、サーカス上演を通じて知り合ったマルセル・デュシャンによる。
)
彼の生涯の制作活動の中で特に重要な出来事 ……
アレクサンダー・カルダーが亡くなってから、48年と10日が経過しました。(17542日)