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伊吹和子 氏(いぶきかずこ)

編集者、エッセイスト[日本]

2015年 12月16日 死去急性心不全享年87歳

伊吹 和子(いぶき かずこ、1929年3月19日 –2015年12月16日)は、日本の編集者、エッセイスト。
経歴= 京都市の呉服屋に生まれる。
女学校卒業後、京都大学文学部国語学国文学研究室に嘱託として勤務。
1953年から澤瀉久孝らの推薦で谷崎潤一郎の助手となり、『谷崎潤一郎訳源氏物語』の口述筆記を担当した。
旧仮名遣いと文学的素養を見込まれての抜擢であった。
1958年から1年間光華女子学園の学園長秘書を務めた。
1959年、中央公論社社員となる。
谷崎の口述筆記は一時の中断を挟みつつ、12年ほど続いた。
1961年からは川端康成担当編集者となる。
1984年に定年退職した後、谷崎との思い出を連載。
1994年、『われよりほかに』として単行本化され、日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した。
2015年、急性心不全で死去。
著書= 『編集者作法』(日本エディタースクール出版部、1989年) 『われよりほかに 谷崎潤一郎 最期の十二年』(講談社、1994年/講談社文芸文庫(上下)、2001年) 『川端康成 瞳の伝説』(PHP研究所、1997年)。
回想と9名との対談 『めぐり逢った作家たち』(平凡社、2009年) 谷崎潤一郎・川端康成・井上靖・司馬遼太郎・有吉佐和子・水上勉を回想

伊吹和子さんが亡くなってから、8年と341日が経ちました。(3263日)

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