朝霧鏡子 氏(あさぎりきょうこ)
女優[日本]
1999年 5月28日 死去肝臓がん享年79歳
朝霧 鏡子(あさぎり きょうこ、本名;水谷 小夜子、1921年2月19日 - 1999年5月28日)は、東京都出身の女優。
夫は清水金一。
人物・来歴=
1933年、小学校卒業後に松竹少女歌劇学校へ1期生として入学。
1939年、準幹部に昇格。
1940年に退団。
1940年、松竹大船へ入社して「女人転心」でデビュー。
1949年、大映、1950年、東映、東京俳優生活協同組合などに所属。
戦前軽演劇の人気者・清水金一主演「シミ金・シリーズ」の相手役に起用され、その縁から1951年に清水と結婚して引退、1966年に死別するまでの献身ぶりは美談として話題になった。
引退後や清水の没後に何度か復帰を持ち掛けられたが、いずれも意に適うものではなく「復帰するなら土俵の真ん中じゃなきゃ嫌」「良い脚本なら出たい」と断り続け、現在も親類が経営する新宿のカレー店「ガンジー」などの飲食店経営で生計を立てていた。
1995年、新藤兼人によって『午後の遺言状』に出演し、実に45年ぶりに芸能界へ本格復帰。
同年、山路ふみ子文化財団特別賞を受賞。
1999年5月28日に肝臓がんのために死去、78歳没。
出演作品=
映画=
女人転心(1940年) - 李貞媛
秘めたる心(1940年)
冬木博士の家族(1940年) - 道子
幸福な家族(1940年) - 千津子
歌女おぼえ書(1941年) - 妹・縫子
争ひなき真実(1941年)
まごころの歌(1941年) - 田端千枝子
碑(1941年)
君よ共に歌わん(1941年)
君と僕(1941年)
三人姉妹(1942年)
男の意気(1942年)
……
朝霧鏡子さんが亡くなってから、25年と178日が経ちました。(9309日)