フランク・ボーゼイギFrank Borzage
映画監督[アメリカ]
1961年 6月19日 死去がん享年69歳
フランク・ボーゼイギ(ボーゼーギ、ボーゼージ、Frank Borzage [bɔrˈzeɪɡi], 1893年4月23日 - 1961年6月19日)は、アメリカ合衆国の映画監督。
第1回と第5回アカデミー監督賞を受賞した。
サイレント映画時代からトーキー映画時代への変遷を経て1950年代まで活躍した。
ハリウッドの大物監督の中でサイレント映画とトーキー映画時代をまたがった監督、セシル・B・デミル、ジョン・フォード、ラオール・ウォルシュ、ハワード・ホークス、キング・ヴィダーらを含むが、フランク・ボーゼイギもその中の一人であろう。
彼はサイレント映画とトーキー映画時代にアカデミー監督賞を受賞しているが、彼の作品は1930年代には大変広く親しまれており、たとえ経営的に成功しなくても批評家の受けは良く、1940年代も1950年代終わりまで高い評価を得ていた。
代表作にアカデミー監督賞に輝いた『第七天国』(1927年)と『バッド・ガール』(1931年)をはじめ、『戦場よさらば』(1932年)、『歴史は夜作られる』(1937年)などがあり、いずれの作品にも共通するセンチメンタルでロマンティックなドラマ性がボーゼイギの持ち味で、『メロドラマの巨匠』と言われた。
略歴=
映画界にデビューするまで=
フランク・ボーゼイギはスイス、イタリア、そしてオーストリアの家系であり、ユタ州ソルトレイクシティ生まれ、イタリア語を話す石工の父親と、ドイツ語を話す母親の間に8人兄弟の4番目として生まれた。
彼は西部の ……
フランク・ボーゼイギが亡くなってから、63年と155日が経過しました。(23166日)