今官一 氏(こんかんいち)
作家[日本]
1983年 3月1日 死去享年75歳
今 官一(こん かんいち、1909年(明治42年)12月8日 - 1983年(昭和58年)3月1日)は、日本の小説家。
青森県弘前市西茂森町に藤田三次郎(藤田匡の一族)の孫、今宮吾の三男として生まれる。
東奥義塾の学生時代、1926年(昭和2年)に中田重治より洗礼を受ける。
早稲田大学露文科中退。
同郷の太宰治と親しく、桜桃忌の名は今によって名付けられた。
1956年(昭和31年)、『壁の花』で第三十五回直木賞を受賞。
作品=
海鴎の章 竹村書房 1940
竜の章 チクマ書房 1941
『幻花行』文潮社 1949
文学のふるさと(編)毎日新聞社 1954
『壁の花』芸術社 1956
第13号桟橋 芸術社 1957
『詩人福士幸次郎』弥生書房 1957
赤穂義士物語 集英社 1957 (少年少女物語文庫)
隅田川のMississippi stylus詩鈔 今官一詩集 木曜書房 1957 (リベルタン叢書)
風流博物誌 荒地出版社 1959
角瓶の中の処女 竜書房 1959
牛飼いの座 講談社 1961 - 北海道の開拓使だったエドウィン・ダンについての小説。
にっぽん好色美女伝 SF講談 一水社 1965 (かもめ新書)
太宰治 上 鶴書房 1968 (青春の伝記)
KONKANの津軽ぶし 津軽書房 1969
『不沈 戦艦・長門』R出版 1972 (海の戦記)
エリアの民芸品・津軽の美 緑の笛豆本の会 1974.7
今官一作品集 1 『巨いなる樹々の落葉』津軽書房 1976
今官一作品 津軽書房 1980.8
想い出す人々 津軽書房 1983.7
わが友太宰治 津軽書房 1992.6
パパおうちが燃えてるのよォ 緑の笛豆本の会 1996 (緑の笛豆本)
銀簪・海の百合 今官一選集 津軽書房 2006.12
今官一が亡くなってから、41年と266日が経過しました。(15241日)