ジョン・ハッセル 氏Jon Hassell
トランペット奏者、作曲家[アメリカ]
2021年 6月26日 死去享年85歳
ジョン・ハッセル(Jon Hassell、1937年3月22日 - 2021年6月26日)は、1960年代から活躍するアメリカのトランペット奏者であり作曲家である。
ミニマリズムや、さまざまなワールドミュージック、そして自身のトランペットを音響信号処理したものからのアイデアを統合した「第四世界 (Fourth World)」という音楽コンセプトを開発したことで最もよく知られている。
その概念はブライアン・イーノと1980年にコラボレーションしたアルバム『第四世界の鼓動 (Fourth World, Vol. 1: Possible Musics)』に最初に明確に表現されている。
また、シアター・オブ・エターナル・ミュージック、トーキング・ヘッズ、ファラフィーナ、ピーター・ガブリエル、アーニー・ディフランコ、テクノ・アニマル、ライ・クーダーといったアーティストとも仕事をしてきた。
略歴=
アメリカ合衆国テネシー州メンフィスで生まれで、ニューヨーク州ロチェスターにあるイーストマン音楽学校で修士号を取得した。
この間、ヨーロッパのセリエル音楽、特にカールハインツ・シュトックハウゼンの作品に関わったので、イーストマンでの修士後、ケルンのニュー・ミュージック・コース(シュトックハウゼンが創設し監督していた)に2年間、留学して学んだ。
ハッセルは1967年にアメリカに戻り、ニューヨーク州バッファローでテリー・ライリーと出会い、1968年にライリーの独創的な作品として知られるアルバム『イン C』で最初の録音を行った。
彼は ……
ジョン・ハッセルさんが亡くなってから、3年と148日が経ちました。(1244日)