ウルリッヒ・ベック 氏Ulrich Beck
社会学者・リスク社会論[ドイツ]
2015年 1月1日 死去心臓発作享年71歳
ウルリッヒ・ベック(ドイツ語: Ulrich Beck、1944年5月15日 - 2015年1月1日)は、ドイツの社会学者。
生涯=
ポンメルンのシュトルプ(現在のポーランド領スウプスク)生まれ。
ミュンヘン大学卒業。
ヴェストファーレン・ヴィルヘルム大学、オットー・フリードリヒ大学バンベルクを経て、1992年からルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン(ミュンヘン大学)およびロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの社会学教授を務めた。
チェルノブイリの原発事故直後に出版された『リスク社会』(1986年)はベストセラーとなった。
2015年1月1日、心筋梗塞のため死去。
日本語訳著書=
単著=
『危険社会: 新しい近代への道』(二期出版、1988年/法政大学出版局、1998年)
『世界リスク社会論――テロ、戦争、自然破壊』(平凡社、2003年→ちくま学芸文庫、2010年)
『グローバル化の社会学――グローバリズムの誤謬・グローバル化への応答』(国文社、2005年)
『ナショナリズムの超克――グローバル時代の世界政治経済学』(NTT出版、2008年)
『〈私〉だけの神――平和と暴力のはざまにある宗教』、岩波書店、2011年
『ユーロ消滅?――ドイツ化するヨーロッパへの警告』、岩波書店、2013年
『世界リスク社会』、法政大学出版局、2014年
『世界内政のニュース』、法政大学出版局、2014年
『変態する世界』、岩波書店、2017年
共著=
(アンソニー・ギデンズ、スコット・ラッシュ)『再帰的近代化――近現代にお ……
ウルリッヒ・ベックさんが亡くなってから、9年と325日が経ちました。(3612日)