濱田滋郎 氏(はまだじろう)
音楽評論家、スペイン文化研究家[日本]
2021年 3月21日 死去享年87歳
濱田 滋郎(はまだ じろう、1935年1月16日 - 2021年3月21日)は、日本の音楽評論家、スペイン文化研究家。
日本フラメンコ協会会長、スペイン音楽こだまの会主宰。
父親は童話作家の浜田広介である。
東京都出身。
経歴=
1935年、東京都大田区田園調布に5人兄弟姉妹の次男として生まれる(弟の濱田三彦はギタリスト)。
日比谷高校を健康上の理由により中退。
その後、独学でスペイン語、フランス語などの語学とギターを習得する。
1953年ごろよりスペインやラテン・アメリカの文学・音楽の研究を志す。
1960年ごろより翻訳、雑誌への寄稿、レコード解説などの仕事につく。
1978年より東京芸術大学、桐朋学園大学、東京外国語大学、東京大学などで講師を務める。
1984年、著書「フラメンコの歴史」(晶文社)が第3回蘆原英了賞を受賞。
1985年より「スペイン音楽こだまの会」主宰。
1988年、キューバのハバナで開催された国際ギター・コンクールおよびフェスティバルに審査員・講演者として招待される。
1990年より「一般社団法人 日本フラメンコ協会」会長。
主要著書は「スペイン音楽のたのしみ」、「エル・フォルクローレ」など。
訳書はマヌエル・カーノ著「フラメンコギターの歴史」ほか多数。
2021年3月21日、神奈川県川崎市の自宅で死去。
86歳没。
テレビ・ラジオ出演=
NHK市民大学 フォルクローレ(1989年10月-12月、NHK)
名曲ギャラリー(NHK.FM)
世界の民族音楽(NHK.FM)
書籍 ……
濱田滋郎さんが亡くなってから、3年と245日が経ちました。(1341日)