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岩本博行 氏(いわもとひろゆき)

建築家[日本]

1991年 10月29日 死去享年79歳

岩本博行(いわもと ひろゆき、1913年(大正2年)11月4日 - 1991年(平成3年)10月29日)は、日本の建築家。
竹中工務店常務。
来歴= 大阪府に生まれる(出身地は岡山県勝田郡奈義町)。
1932年(昭和7年)、大阪市立都島工業学校建築科を卒業し、竹中工務店に入る。
竹中入社後に小林三造に指導を受ける。
日本建築素材の色彩を用いて統一感を与えることを持論とし、職人(大工・棟梁)の伝統を受け継ぐ人物と目された。
九州支店設計部長(1959年)、大阪本店設計部長(1962年)、取締役技師長(1968年)を経て、1972年に常務取締役に就任した。
竹中工務店の創立80周年記念事業の「竹中大工道具館」創設(1984年)にも関与した。
代表作= 1963年実施の建築競技で1等入選した国立劇場などを手がける。
その他に「天神ビル(1960年)」「神戸関電ビル(1964年)」、「神戸オリエンタルホテル(1964年)」 、「御堂ビル(1965年)」など。
寄稿文= 「私の伝統論」『国際建築』1964年11月号 「建築一般構造」『森北建築学全書〈11〉』1970年(吉木寿と連名)

岩本博行さんが亡くなってから、33年と24日が経ちました。(12077日)

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