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岩代浩一 氏(いわしろこういち)

作曲家[日本]

2012年 4月22日 死去肺がん享年83歳

岩代 浩一(いわしろ こういち、1930年8月23日- 2012年4月22日)は、熊本県出身の作曲家。
父は教育者:岩代吉親、長男は作曲家、音楽プロデューサーの岩代太郎。
来歴= 1930年8月23日、熊本県阿蘇に生まれる。
幼少時、大阪に転居するも中学2年生から再び熊本県阿蘇に転居。
中学校へは初め自宅から汽車通学していたが、その後熊本に下宿するようになる。
素行不良から停学、謹慎、退校などの処分を受けてたびたび登校禁止となり、そうしてできた閑を持て余して、NHK熊本放送局を訪れたり九州管弦楽団の練習所に無断で入りびたったりするようになった。
そうした中で音楽の妙を感得する貴重な体験を積んでいく。
中学生時代、番組としてスタートしたばかりの「のど自慢」に出場し、優秀賞をもらったこともある。
父親はそうした岩代を勘当するといったが、2,3日してから「お前が心を入れ替えて本格的に勉強するなら犬童球渓の長男の熊本県教育界筆頭の梅沢信一に紹介してやろう」ということになった。
17歳で音楽の個人指導を受け始め、ひそかにプロの作曲家を目指すようになった。
そうして音楽への自信をつけていく中で、友人たちに「自分は将来作曲家になる」と話すたび、「現実味のない夢物語だな」と笑われたという。
1952年、熊本大学教育学部国文科卒業。
在学中、16名の楽団を率いて演奏活動を行う。
楽団の移動には議員専用のバスを借りたり、会場を借りる費用を安くし ……

岩代 浩一氏(いわしろ・こういち=作曲家)22日午前9時24分、肺がんのため横浜市の病院で死去、81歳。熊本県出身。葬儀は近親者で行い、後日お別れの会を開く。喪主は妻綾子(あやこ)さん。 NHK幼児番組「できるかな」など多数のテレビ番組や舞台劇の音楽を手掛けた。熊本県民の歌として知られる「火の国旅情」など全国の自治体歌や校歌も作曲した。作曲家の岩代太郎氏は長男。

岩代浩一さんが亡くなってから、12年と213日が経ちました。(4596日)

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