祖父江昭二 氏
文芸評論家[日本]
2012年 1月15日 死去脳梗塞享年84歳
祖父江 昭二(そふえ しょうじ、1927年9月3日 - 2012年1月15日)は、日本近代文学・演劇の研究者。
人物=
兵庫県出身、愛知県名古屋市で育つ。
武蔵高等学校卒、1952年東京大学文学部美学美術史学科卒業。
1957年同大学文学部大学院(旧制)修了。
1960-1965年東京都立戸山高等学校講師。
和光大学助教授、教授を務め、1997年定年となり名誉教授。
劇団民藝顧問。
著書=
『近代日本文学への探索 その方法と思想と』未来社, 1990
『二〇世紀文学の黎明期 「種蒔く人」前後』新日本出版社, 1993
『近代日本文学への射程 その視角と基盤と』未來社, 1998
『二〇世紀文学としての「プロレタリア文学」 さまざまな経路から』清水博司企画編集. エール出版社学術部, 2016
『久保栄・「新劇」の思想』清水博司 企画編集. エール出版社学術部, 2018
共編=
『近代文学評論大系 5 大正期. 2』遠藤祐共編 角川書店, 1972
『近代文学評論大系 6 大正期 3・昭和期 1』三好行雄共編 角川書店, 1973
祖父江 昭二氏(そふえ・しょうじ=文芸評論家、和光大名誉教授)15日午前8時21分、脳梗塞のため東京都内の病院で死去、84歳。兵庫県出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は妻任子(ひでこ)さん。 近代日本文学と近代日本演劇を専門とし、著書に「近代日本文学への射程」などがある。
祖父江昭二さんが亡くなってから、12年と311日が経ちました。(4694日)