野島久雄 氏(のじまひさお)
認知科学者[日本]
2011年 12月21日 死去直腸がん享年56歳
野島 久雄(のじま ひさお、1956年 - 2011年12月21日)は、日本の認知科学者。
専門は認知科学、認知心理学。
博士(情報科学)。
1956年、埼玉県浦和市(現・さいたま市)に生まれる。
1979年、東京大学文学部卒業。
1983年、東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。
NTT基礎研究所勤務を経て、2005年から成城大学社会イノベーション学部教授。
2007年からは、人材育成と教育協議会会長を務めた。
1995年、日本認知科学会論文賞受賞。
2011年12月21日、直腸がんのため、死去。
死後、日本認知科学会に野島久雄賞が設立された。
著書=
『誰のためのデザイン?』(Donald A. Norman著、新曜社、1990年)
『女の能力、男の能力』(Doreen Kimura著、新曜社、2001年、共訳)
『方向オンチの科学』(講談社、2001年、共著)
『人が学ぶということ』(北樹出版、2003年、共著)
『<家の中>を認知科学する』 (新曜社、2004年、共著)
『服従実験とは何だったのか』 (Thomas Blass著、誠信書房、2008年、共訳)
共編著=
『人が学ぶということ 認知学習論からの視点』今井むつみ,野島久雄共著、北樹出版 2003年
『新 人が学ぶということ 認知学習論からの視点』今井むつみ,岡田浩之,野島久雄共著、北樹出版、2012年
出典=
^ a b c d e f 新垣紀子「野島久雄さんの足跡」『認知科学』第19巻第2号、日本認知科学会、2012年、142-143頁、doi:10.11225/jcss.19.142。
^ a b c “ICC | 野島久雄”. NTT インターコミュニケーション・センター [ICC] ……
野島久雄さんが亡くなってから、12年と336日が経ちました。(4719日)