ジャック・ケヴォーキアン 氏Jack Kevorkian
元医師[アメリカ]
(安楽死を推進)
2011年 6月3日 死去享年83歳
ジャック・ケヴォーキアン(Jack Kevorkian, 1928年5月26日 - 2011年6月3日)は、アメリカの病理学者、元医師。
末期病患者の積極的安楽死の肯定者で、自作の自殺装置を使った自殺幇助活動にちなんで「死の医師(ドクター・デス、Dr. Death)」と呼ばれ、知られるようになった。
1999年に殺人罪で服役するが、仮釈放後も亡くなるまで安楽死・尊厳死の啓発活動を続けた。
姓のカタカナ表記はケボーキアン、キヴォーキアン、キボキアンの場合もある。
経歴=
ケヴォーキアンは、1928年にミシガン州ポンティアックで、アルメニア移民の子として生まれた。
ミシガン大学を卒業した後はデトロイトの病院などで病理担当の医師として活動し、1980年代から安楽死についての研究を進め、1987年から「死亡カウンセリング」のための「医学コンサルタント」として活動を始める。
1989年に自作の自殺装置を開発して末期病患者の自殺幇助の活動を開始し、世界的に議論を呼んだ。
その後、総計130人におよぶ患者を自殺装置で尊厳死させ、「殺人医師」「死の医師」などと呼ばれた。
1998年9月17日にALS患者を自殺装置で死亡させたことを記録したビデオテープが、同年11月22日に放映されたCBSの番組『60 Minutes』で公開され、激しい議論を呼んだ。
自殺装置は、通常患者自身が装置を作動させるが、このケースでは患者が自力で装置を作動させることが不可能であるため、ケヴォーキアンが装置を作動させた。
このため、放 ……
ジャック・ケヴォーキアンさんが亡くなってから、13年と172日が経ちました。(4920日)