カール・ウェザース 氏Carl Weathers
俳優[アメリカ]
2024年 2月1日 死去享年77歳
カール・ウェザース(Carl Weathers, 1948年1月14日 - 2024年2月1日)は、アメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズ出身の俳優である。
俳優になる前はフットボールの選手であった。
経歴=
ロングビーチ工業高校在籍時からフットボールの名選手として名を馳せ、奨学金を経てサンディエゴ州立大学へ進学。
大学卒業後にオークランド・レイダースやブリティッシュ・コロンビア・ライオンズでラインバッカーとしてプレーした。
1974年に本格的に俳優に転進するために引退。
俳優として数本のテレビドラマに出演した後、『女記者フライデー/謎の暗殺計画』で映画デビューを果たす。
ウェザースの名が有名になったのは1976年公開の映画『ロッキー』である。
無敵のヘビー級チャンピオンであるアポロ・クリードを演じたウェザースの演技と身体能力は高く評価され、『ロッキー4/炎の友情』で壮絶な最期を遂げるまでの以後3本の続編において、主人公のライバルにして親友という重要な役どころを演じきった。
主演と脚本を兼任したシルヴェスター・スタローンとのオーディションを兼ねた本格的な打ち合いの中で、主役のスタローンの頭にコブができるほどパンチを当てたうえ、「もっと本格的なボクサーならきちんとしたボクシングができた」と言い放ったが、監督のジョン・G・アヴィルドセンが「彼が主役で、脚本も彼が書いたんだ」と説明するとウェザースは「大丈夫。
きっと回復するさ」と開 ……
カール・ウェザースさんが亡くなってから、294日が経ちました。