中村邦夫 氏(なかむらくにお)
松下電器産業 元社長[日本]
2022年 11月28日 死去享年84歳
中村 邦夫(なかむら くにお、1939年〈昭和14年〉7月5日 - 2022年〈令和4年〉11月28日)は、日本の実業家。
位階は従三位。
松下電器産業(パナソニック)元社長。
プラズマテレビ事業を推進したが失敗し、社長退任後、1兆円を超える巨額の赤字を2年連続で計上し、経営危機を招いた。
人物=
大阪大学経済学部卒業。
松下電器産業(現・パナソニック)を根底から180度改革した人物として有名で、幸之助存命時より松下の冠を外すよう進言し、幸之助は呆れて言葉が出なかった逸話を持つ。
2008年(平成20年)10月に社名を「パナソニック株式会社」へ変更する礎を築き「旧来の幸之助神話を壊した男」の異名を取る。
実際に幸之助の亡くなる直前に、アメリカ社長への栄転の体を取りつつ、飛ばされている。
2000年(平成12年)6月、中村社長体制スタート時、松下幸之助の孫・松下正幸副社長が副会長に就任し、事実上、松下家による世襲は崩壊したと言われる。
2009(平成21)年度から義務付けられた役員報酬の開示制度では、同年度の役員報酬が1億2200万円、2012(平成24)年度の役員報酬が1億3300万円であった。
会長に退いた後は2007年から経団連副会長に就任(-2011年)し、財界活動や日中関係の構築に寄与し、中日友好協会から中日友好の使者の称号を授与された。
2022年11月28日8時20分、肺炎のため、大阪府守口市内の病院で死去。
83歳没。
死没日付をもって従三位に叙された。
経歴=
1939年( ……
中村邦夫さんが亡くなってから、1年と359日が経ちました。(724日)