クラウス・シュルツェ 氏Klaus Schulze
電子音楽作曲家[ドイツ]
2022年 4月26日 死去享年76歳
クラウス・シュルツェ(Klaus Schulze、1947年8月4日 - 2022年4月26日)は、ドイツ・ベルリン出身の作曲家。
リヒャルト・ヴァーンフリートという別名義も使用している。
主にシンセサイザーやシーケンサーを使用したミニマルかつ大作的な楽曲で知られる。
分類的にはプログレッシブ・ロックの延長線上の電子音楽、クラウトロックとも見なされるが、後のテクノ(「テクノポップ」ではなく)やエレクトロニカ、アンビエント・ミュージック(環境音楽)、1988年発表の『エン・トランス』はトランスの起源にもなった。
来歴=
初期にはタンジェリン・ドリーム(1969年 - 1970年)やアシュ・ラ・テンペル(1970年 - 1971年)のデビュー作品にドラマーとして参加していたが、アルバム『イルリヒト』でソロ・デビュー。
これと二作目の『サイボーグ』は、オルガン、および電気的な変調を駆使しつつオーケストラのストリングスを単音で延々と鳴らし続けさせるという変則的な曲調で、一曲あたりの時間が非常に長い大作志向であることを除いて後の作品とは一線を画している。
三作目『ブラックダンス』、あるいは『ピクチャー・ミュージック』以降はシンセサイザーをメインに据えたスタイルに転向、
以後は、30年以上に渡ってソロ活動を続け、多くの作品を発表し、初期のシンセサイザー音楽、電子音楽のパイオニアの一人と見なされている。
また、ソロ作品では本名以外に、リヒャルト・ヴァーンフリード(Ric ……
クラウス・シュルツェさんが亡くなってから、2年と209日が経ちました。(940日)