小松英雄 氏(こまつひでお)
国語学者[日本]
2022年 2月20日 死去享年94歳
小松 英雄(こまつ ひでお、1929年8月2日 - 2022年2月20日)は、日本の国語学者。
筑波大学名誉教授。
文学博士。
専門は日本語史。
東京生まれ。
東京教育大学大学院修了。
勤務歴=
専任=
ミシガン大学研究員(Research Associate)、講師(Lecturer)
東京教育大学助教授
筑波大学助教授、教授
駒澤大学大学院教授
駒沢女子大学教授
非常勤=
(東京都以外は集中講義、※は複数年度)
宇都宮大学 愛媛大学 ※学習院大学 ※金沢大学 千葉大学 東京大学 ※東洋大学 名古屋大学 新潟大学 ※二松学舎大学 弘前大学 ※北海道大学(札幌校) ※山形大学 琉球大学 ※早稲田大学
(現在)※四国大学(大学院文学研究科日本文学書道文化専攻)
客員教授等=
(アメリカ合衆国)※カリフォルニア大学バークレー校客員教授(Visiting Professor)
(台湾)※東呉大学客座教授
(韓国)
※啓明大学校客員教授
※高麗大学校客員教授
慶北大学校招聘教授
公表された主な研究成果=
日本語古典文学=
文献学的アプローチによる表現解析により、日本語古典文学における定説を数多く覆してきた。
平安前期の仮名文に独特の構文を「連接構文」と名づけた。
とりわけ、古今和歌集や土佐日記(土左日記)の研究で、画期的な進歩をもたらした。
古今和歌集=
従来の古典文法に呪縛された解釈を全面否定し、新たな解釈を提示した。
万葉集・古今和歌集・新古今和歌集を素朴・観念的・幽玄だとする従来の認識 ……
小松英雄さんが亡くなってから、2年と274日が経ちました。(1005日)