ジョーン・ディディオン 氏Joan Didion
作家[アメリカ]
2021年 12月23日 死去パーキンソン病享年88歳
ジョーン・ディディオン(Joan Didion、1934年12月5日 - 2021年12月23日)は、アメリカ人小説家、エッセイスト、脚本家である。
ニュージャーナリズムの書き手のひとりとして、1960年代に興隆したアメリカのカウンターカルチャーや当時の若者たちの生態を描いた小説やエッセイで注目された。
略歴=
1934年、アメリカ合衆国カリフォルニア州サクラメント生まれ。
父親は兵士で引っ越しが多かったため、幼いころはきちんとした教育を受けられず、恥ずかしがり屋で読書好きなおとなしい子供だった。
カリフォルニア大学バークレー校在学中に、雑誌の『ヴォーグ』が主催するエッセイ・コンテストで優勝し、卒業後ヴォーグで2年間働いた。
ヴォーグ在籍中の1963年に処女作『Run, River』を出版。
翌1964年に、裕福な資産家の息子で、『タイム』誌のライターをしていたジョン・グレゴリー・ダンと結婚し、ヴォーグを退職してロサンゼルスで暮らし始める。
1966年には生後間もない女の子、クィンターナを養女にする。
ロスの高級リゾート地に住み、パーティに明け暮れ、ジャニス・ジョップリンら伝説的な有名人たちとも交流しながら、『ライフ』『エスクァイア』『ニューヨークタイムズ』など多くの雑誌・新聞に寄稿し、小説やドキュメンタリーなどを執筆した。
1968年から空間識失調やめまい、多発性硬化症を患った。
1970年代初期には、夫と夫の兄のドミニクと3人で映画会社を設立、夫とともに脚本を ……
ジョーン・ディディオンさんが亡くなってから、2年と333日が経ちました。(1064日)